朝日新聞の夕刊コラム「素粒子」が、今度は安倍晋三首相について、「あいうえお作文」を使って批判的な指摘を展開した。
10日ほど前には、同じ欄で麻生太郎財務相に対して同様の手法で皮肉を投げかけ、ネット上で「ただの悪口」と反発する反応が出ていた。今回のコラムに対しても、「まただよ」といった声があがっている。
「アベソウリハ コタエテイナイ」
2018年5月29日の「素粒子」では、13行の文の頭文字を並べると、「アベソウリハ コタエテイナイ」となる「あいうえお作文」を披露。
「ア 新しい文書が出てるのに」
「ベ べらべら同じ答弁を続け」
「ソ 尊大な態度でヤジに応酬」
(略)
「テ 手前勝手に並べた揚げ句」
「イ 『印象操作』といい返す」
(略)
といった調子だ。安倍首相が、「『うそ』の疑い」が強まった理屈を「こねくり回して」いると指摘する箇所もある。冒頭の「新しい文書」とは、加計学園問題をめぐり愛媛県が新たに公開した文書などを指すとみられる。
このコラムに対し、ツイッターでは、
「こういうのは本当にやめて欲しい。読者として恥ずかしい」
「朝日が嫌っているであろうネトウヨとマジで大差ないよ」
と批判的な声が寄せられた。