AKB48グループ恒例の選抜総選挙の投票が2018年5月29日、始まった。依然として注目されるのが、17年に初の3連覇を果たし、18年は不出馬のHKT48・指原莉乃さん(25)の動向だ。17年まで指原さんに投じられていた、いわゆる「指原票」(17年は24万6376票)が情勢に影響を与えるとの見方が根強いからだ。
指原さんはこれまで「みんなのこと本当に応援してます」と繰り返してきたが、投票期間開始直後に1票を投じたことを明かした。指原さんが票を投じたのは、AKB48の大家志津香さん(26)。デビュー時期がほぼ同じで、古くから指原さんと親交が深いメンバーだ。
かつては共同生活した「地方組」の仲
指原さんは
「誰々に1位になってほしい、というのはあんまり言いたくない」(2月5日、SHOWROOM)
「これから聞かれることが多いと思うけど、わたしはみんなのこと本当に応援してます。誰が一位でも、報われてよかったーって思うんだとおもいます」(5月9日、ツイッター)
などとして、特定のメンバーを支援するような発言には慎重な立場だった。
その指原さんは投票開始から約4時間が経過した5月29日午後、
「みんなから誰に入れるの?って聞かれるので最近つらいときもかなしいときも夜中に電話してラインして励ましてくれた大家志津香さんにとりえず入れときました」
とツイートした。大家さんはAKB48の4期生として07年にデビュー、5期生の指原さんの4か月ほど先輩にあたる。指原さんは大分県出身で大家さんは福岡県出身。愛知県出身の北原里英さん(26)らと、「地方組」としてデビュー直後の一時期共同生活をしていたことで知られている。