麻生氏「まだ出てくる『かも』」 議場騒然の答弁は「予防線」か「官僚不信」か

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「大臣が部下を信頼しきってないのかもしれない、というのも問題」

   議場がざわつくと、麻生氏は「『かも』しれません」を連発。可能性のひとつを示したに過ぎないことを強調したいようだ。

「今回、これだけやらせていただいておりますので?出てくる『かも』しれません。出てくる『かも』しれません、ということも申し上げております。『出てくる』と申し上げているわけではありませんから」

   その上で麻生氏は

「そういった意味では、私どもとしては、我々としては、当局の協力もいただいた上で、私どもが見つけることができたものすべてを提出させていただいたと思っております」

と結論を述べたが、平井氏は

「『出てくるかもしれない』。大臣が部下を信頼しきってないのかもしれない、というのも問題だと思うんです。ですから、今回膿を出し切るという意味では、全部出し切らなきゃいけないし、徹底的に明らかにする必要があると思います」

と、半ばあきれた様子だった。

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