タレントの木村拓哉さん(45)と工藤静香さん(48)夫妻の次女、光希(みつき)さん(15)がモデルとしてデビューし、ネット上でどちらに似ているかなどと話題を呼んでいる。
「スターが生まれた! 彼女は誰?」。こんな思わせぶりな英語のタイトルで、ファッション誌「エル・ジャポン」(ハースト婦人画報社刊)公式サイトの動画は始まる。
作曲家として、母親の静香さんらに楽曲も提供
写真家と一緒に服を真剣に選び、緊張の面持ちながらも、次第にモデルの顔になっていく――そんな様子が、2018年5月27日に公開された、いくつかの動画で紹介されている。
モデル名は、本名を音読みした「コウキ」で、エル・ジャポンのサイトでは、「ピュアな魅力と凛とした意志の強さ――その両方をたたえた強い眼差しが印象的なモデル」だとした。
コウキさんは、「注目の新人モデル」として、28日発売のエル・ジャポン7月号の表紙を飾っており、インタビュー記事が掲載されている。
スポーツニッポンも、28日朝にウェブ版記事で詳報している。それによると、コウキさんは、東京都内のインターナショナルスクールに在学中で、英語やフランス語、スペイン語も学ぶマルチリンガルだという。
15歳ながら身長は1メートル70センチあり、トップモデルを目指してウオーキングのレッスンに励む毎日だという。ピアノやフルートを演奏し、作曲家として、母親の静香さんや歌手の中島美嘉さん(35)らに楽曲の提供もしている。例えば、静香さんの2017年のアルバム「凛」には、Koki名義で3曲が収録。当時のインタビューなどでは「新進作家」とのみ紹介されていた。
コウキさんは、「自分を信じて前へ進みたい。それを教えてくれた両親は私の誇り」と抱負を話しているそうだ。
「親がビックネームすぎてこの先どうなるのかな」
コウキさんは、インスタグラムを開設し、5月24日からエル・ジャポンのと同じ動画を28日までに4本投稿している。フォロワーはすでに、同日昼過ぎ現在で6万人ほどに達していた。
コウキさんのルックスについて、ネット掲示板やツイッターなどでは、父親の拓哉さんに似ているとの声が多い。「キムタクの娘がキムタクすぎる!」「目元木村さんそっくりだ」「やっぱ娘は父親に似るんだな」との感想が書き込まれている。中には、「動画見たらスタイルが静香さん」「いいとこどりの美人」との声もあった。
ただ、スポーツ紙で拓哉さんと静香さんの娘と紹介されてしまうなどしたため、「両親の事を隠してデビューした方がベストだったと思う」「親がビックネームすぎてこの先どうなるのかな」などと懸念も漏れていた。