ネットで人気拡散...有名ブランドも次々コラボ
「エビちゅは多くの有名ブランドからも注目されており、これまでにハイマート・ロッテマート・セブンイレブン・LOHB's・SHOOPENなどとコラボいたしました。いずれも大変好評だったと聞いております」(双葉社)
実際、韓国メディアでは、そのブームの分析記事や商品の人気を伝える記事が、大手紙・朝鮮日報から若者向けのネットニュースまで、次々と掲載されている。
「エビちゅ」人気の起点となったのは、ネットだ。韓国の百科事典サイト「ナムウィキ」によると、2012年ごろから掲示板やSNSなどで、アニメ版の一場面を切り出した画像が貼られるようになり、話題を呼び始めたという。
こうした人気に着目したのが、現地企業のコーグル・プラネットだ。双葉社に接触し、正式にライセンスの取得を打診した。「韓国で話題になっているのであれば、『エビちゅ』をより多くの方々に知っていただける新しいチャンスになるのでは」と双葉社も快諾、こうして発売されたのが、通信アプリ「カカオトーク」用のスタンプだ。これが大ヒット、ブームに火が点いた。