原因は「××」だった!
それにしても、気になるのは「違い」の理由だ。
日清食品ホールディングス広報部に尋ねてみると、こんな答えが返ってきた。
「液体スープは、粉末では表現できない味などを出すために使われているのですが、そのために多くの場合、油分が含まれています。カップ麺は、乾燥させたものをお湯で復元するのが基本的な原理なのですが、先に液体スープを入れてしまうと、麺や具材の表面に油の膜ができてしまい、うまくお湯がしみこまなくなってしまうのです」
最近は、「10分どん兵衛」など、作り方をあえて無視する、あるいはアレンジするレシピが流行りだ。しかし液体スープだけは、メーカーの注意を大人しく聞いておくのが一番らしい。