自動車ナンバーの字体に地域差 コレクターのツイートが大注目

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   自動車のナンバープレート(標板)に1文字書かれている「ひらがな」。実はその「字体」は、プレートが交付された場所によって微妙に異なるのだという。

   さまざまなパターンをコレクションしているツイッターユーザーの投稿を受け、ネットで盛り上がりを見せている。

  • 微妙に字体が異なる自動車ナンバーのひらがな(画像提供:「禮(Rei)」(@Reifont)さん)
    微妙に字体が異なる自動車ナンバーのひらがな(画像提供:「禮(Rei)」(@Reifont)さん)
  • 「あ」「い」「う」など他のひらがなも収集(画像提供:「禮(Rei)」(@Reifont)さん)
    「あ」「い」「う」など他のひらがなも収集(画像提供:「禮(Rei)」(@Reifont)さん)
  • 微妙に字体が異なる自動車ナンバーのひらがな(画像提供:「禮(Rei)」(@Reifont)さん)
  • 「あ」「い」「う」など他のひらがなも収集(画像提供:「禮(Rei)」(@Reifont)さん)

「只今全国の『ひらがな』を研究中」

   ツイッターに投稿したのは、関東在住の10代男性ユーザー「禮(Rei)」さん。2018年5月13日、「ナンバープレートのひらがなの部分を集めてます」として、こんな「募集」をかけた。

   「実はナンバープレートのひらがなは陸運局や種別によって微妙に異なります こりゃおもしれぇって事で只今全国の『ひらがな』を研究中なので、もしよろしければご自分のナンバーの『ひらがなだけ』を下記内で投稿して下さると幸いです #myひらがな」

   さし当たって7バージョンの「に」を並べた比較画像もアップ。確かに1画目の曲がり方、2画目と3画目の幅などがそれぞれ微妙に違うのが分かる。

   身近な車に隠された意外な差異は注目を集め、8000件超の「いいね」がついた。呼びかけには多くのユーザーが応じ、ナンバーの地名と合わせて様々なひらがなの画像を投稿している。

   禮さんはJ-CASTニュースの16日の取材に応じ、ひらがなの違いに着目したきっかけについて、「小学生くらいの時に『さ』の字が?がってないことに気づいてからですね。今考えてもよく気づいたな自分って感じです」と話す。確かに「さ」の2・3画目が離れているかいないかは、字体による違いが比較的分かりやすいかもしれない。

   そこから、他の字についても「よく見たら同じ『に』でも若干形が違ったことに気づいてからハマり出しました」と収集が始まった。発見しては撮影許可をもらった上で写真に収めており、プレートに使われるひらがな42文字(「お・し・へ・ん」の4文字は使用されない)と駐留軍人用の「Y」については、すでに複数の字体情報を入手している。「今のところ大体一文字5パターンずつくらい自力で集めましたね」とコレクションは凄まじい。中でも一番多くパターンを集めたのは、ツイッターにもアップした「に」(7パターン)だ。

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