井上コーチ(当時)は「見ていた」と認める
こうした内田氏らの「頭の向き」「視線」問題は、23日頃からツイッターでも指摘され、恵さんと同様の印象を述べる人も少なからずいた。
内田氏は23日の会見で、
「ボールを見てしまいまして、(問題のプレーは)残念ながら見ていない、というのが正直なところです」
と主張した。映像ビデオで確認したのは「3日ほどあと」で、その少し前にネットでも見たとも。一方で、試合直後に記者らに「宮川はよくやったと思ってますよ」と、プレーを確認していたような発言をした、とされる音声データが週刊文春によって公開されている。
一方、井上前コーチは、同じ会見で、問題のプレーを見ていたことを認めている。井上氏は、頭の向きの方向を見ていたわけだ。
危険タックルの被害選手の父親は24日、FaceBook(フェイスブック)で、「(問題場面を)見ていない」と会見で主張した内田氏に怒りを表明し、加害選手が可哀想だとして、
「前内田監督が見ているシーン、顔の向きがわかるシーン」
の映像がないか、問題の試合の観客だった人達に提供を呼び掛けた。
今後行われる日大チームの現役選手らの声明は、どのような内容になるのだろうか。