危険タックル問題で、日大の大塚吉兵衛学長の会見が始まる直前、最前列に陣取った女性が何かをわめき出すハプニングが起きた。
2018年5月25日の緊急会見で、司会者が会見の始まりを告げ、大塚学長が話を始める前、学長のほぼ正面の報道陣エリアに座っていた年配の女性が、何やら声をあげ立ち上がった。すぐに駆け付けた職員らによって、会場場へ連れ出された。会見模様はテレビでも中継されており、ネットでは「誰？」「何者？」「新キャラ来た」と話題になった。
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問題の悪質タックルの場面（提供：関西学院大学）
「会見場でございますので...」
25日15時30分、日大本部（東京・千代田区）で学長による緊急会見が始まった。司会者が会見に先立つ説明をしていたところ、学長の正面にいた年配女性が何やら声をあげ出した。司会者は「恐れ入ります」と静かにさせようとするが、女性は発声を続け、ついには立ち上がった。
司会者は「会見場でございますので...」と、困惑気味。すぐに男性職員数人が駆け寄り、女性をつかんで会場外へ連れ出した。女性は眼鏡をかけ、黒っぽい服を着ている。何を言っているのか聞き取れない発言が多かったが、後半は
「お前らがしっかりしないから」
「いいか、お前らがしっかりしないからよぉ」
と繰り返していた。
その後、学長は、突然のハプニングには触れずに挨拶を始めた。会見はテレビなどで中継されており、ツイッターでは早速、
「乱入したのあれ誰」
「開幕の謎のオバちゃんが気になって内容が頭に入ってこない」
「すぐに女性が立ち上がり食いついた！一体誰だろう？」
とこの女性に注目が集まった。
23日にあった日大の内田正人・前監督らの会見では、司会の広報部担当者が、報道陣の質問を遮るなどして注目を集めていた。その直後とあり、
「会見するたびに毎回キャラが出てくるなぁ」
と驚く声もあった。