ミュージシャンのGACKTさんが、2018年5月24日、ブログを更新し、個人事務所が倒産したという週刊新潮の報道に対して「無理やりボクに関連づけるのはそもそも乱暴すぎ」と苦言を呈した。
GACKTさんは事務所の倒産に関しては自身との関係がないことを始め、報道内容の4つのポイントを否定し、「新潮の品格を疑ってしまう」と強く批判した。
新潮報道は「どうでもいいこと」だが4つの反論
週刊新潮(5月31日号)は
「実質的な個人事務所が特別清算、平たくいえば倒産していたのである。"一流芸能人"なら人を見る目もあるはずなのに...」
と、GACKTさんが以前所属していた「G-PRO」について、調査会社や事務所関係者の話を交えつつ倒産したことを報じた。
ヨーロッパ各国を回っていたというGACKTさんは、新潮の報道を帰国後に知り、
「記事の内容を読んでみると余りのバカバカしさに笑ってしまった」
と感想をつづり、
「正直、くだらなすぎてどうでもいいことなのだが一応コメントしておく」
と、記事の内容に対して4つのポイントから反論した。
「新潮に背後からタックルされたようなもの」
「最初にミソがついた」とされる2012年に国税庁査察部(マルサ)に自宅に踏み込まれたことについて、
「まず一つ目。
【マルサに踏み込まれ...】と書いてあるが、マルサが反面調査で数ある関係各所の一つとしてボクの自宅に訪れただけに過ぎない。捕まったわけでもない。むしろボクはいい迷惑を被った被害者だ」
と、当時の状況についてつづると、「G-PRO」が個人事務所とされていたことについても
「二つ目。
【GACKTの個人事務所...】と書いてあったが、そもそもボクGACKTはアーティスト契約に基づきプロダクションに所属していただけでボク自身の事務所でもなければ、オーナーでも株主でもない」
と反論しつつ、当時の自身の立場を明らかにした。
また、関係者による使い込み疑惑という点に対しては「全くのデタラメ」ときっぱりと否定し、「G-PRO」との契約は1年半前にすでに切れていること、現在は国外の事務所に移籍していることから、
「今回の出来事を無理やりボクに関連づけるのはそもそも乱暴すぎはしないか?」
「無理やりボクGACKTのスキャンダルに見える様な記事を書き、あたかも真実の様に掲載する新潮の品格を疑ってしまう」
と報道の姿勢を疑問視し、日本大学アメリカンフットボール部の危険タックル問題に絡め、
「日本に帰って来たら空港で突然新潮に背後からタックルされたようなものだ」
と皮肉った。