そもそも会見は「正直」に言うのが前提では?
一方、会見の場で「正直」という言葉を使うのは「不適切です」とも話す。
「そもそも会見で事の経緯を説明する場合、『正直』に言うのが前提です。前提のことをあえて念押しのように言う必要はありません。会見の趣旨を分かっていない」
これは、タックルした日大選手が22日に開いた会見での話し方と「対象的です」という。
「学生は『正直』という言葉をほとんど使っていなかったと思います。前提を守っているということです。それに、質問に対して同じ回答が少なく、その場で考えて答えていました。
しかし内田さんの場合、その場で考えながら答えるということがあまりなく、決まったフレーズの繰り返しになっていました。これは、後ろめたい部分があったのは自覚しながら、それを出さずに自分の結論だけを言いたい心理だと考えます」