山口達也へのメッセージ? 「TOKIOカケル」でヒロミ「ちゃんと生きてたら...」

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   メンバーだった山口達也さんが欠け、TOKIOが4人組になって初めて収録された「TOKIOカケル」(フジテレビ系)の放送があった。

   山口さんの話題は出なかったが、ファンの中には、ゲストのヒロミさんが話す内容が、山口さんへのメッセージになっていると受け止め、ツイッターで「ちゃんと達也さんは観たんだろうか」と気にかける人もいた。

  • 山口さんは番組を見ていた?(2010年撮影)
    山口さんは番組を見ていた?(2010年撮影)
  • 山口さんは番組を見ていた?(2010年撮影)

テーマは「ターニングポイント」

   トーク番組「TOKIOカケル」の2018年5月23日放送回のゲストは、タレントのヒロミさんだった。10年ほど芸能活動から離れていた時期もあったが、復帰後は出演番組も増え、今ではすっかり、「売れっ子」の座に返り咲いている。

   番組は、事務所を契約解除となった山口さんが欠け、初めて4人で収録した回だ、という点には触れずに始まった。ヒロミさんは、メンバーが気になるテーマについて、次々とトークを展開。「結婚」や「子供」のあと、国分太一さんが選んだテーマは「ターニングポイント」だった。

   国分さんはこれまでに、自身が司会を務める複数の番組で、初回ゲストとしてヒロミさんが出演してくれたと振り返り、自身の「ターニングポイント」でヒロミさんが助けてくれたと感謝した。続けて「今日もヒロミさんが出てくれた」と話した。直接の説明はなかったが、この放送回が、5人のTOKIOが4人になった初めての回であるという「ターニングポイント」であることに間接的に触れたとみられる。

「落ちぶれたかどうか、は他人が決めるんじゃない」

   ヒロミさんは自身が一時、芸能活動から離れていた頃、周囲から「いろいろ言われた」そうだ。しかし、

「芸能人しかやってないから、(他の仕事では)何も生きられないとかって言うじゃない?でも全然そんなことない。生きられるから」

と話した。自身は、芸能界とは別の仕事で経済的にうまくいっていたという。さらに、

「(芸能界を離れて)落ちぶれたかどうか、は他人が決めるんじゃない。ちゃんと生きてたら、それで全然アリ」

と続けた。また、仕事だけでなく、「趣味や遊び」を持つことで気持ちに余裕ができるとも指摘した。

   真面目な話が続いたせいか、ヒロミさんは「ここカットで」とおどけ、

「今日は(TOKIOの)お前たちに伝えたかったから」

と、仮に放送されなくても、メンバーの面々に話したい内容だったのだと説明した。国分さんらメンバーは、神妙な表情で聞き入っていた。

「ちゃんと達也さんは観たんだろうか」

   ヒロミさんの話は自身に関する内容だったが、契約解除となって芸能界から離れた山口さんに向けたメッセージだと受け止めた人も多かったようで、放送後、ツイッターでは、

「ヒロミの言葉は山口達也に向けて語っているんだろうねぇ」
「経験者だからこそ言える発言、届けたいのは山口達也さんだと思った」
「ちゃんと達也さんは観たんだろうか......。TOKIOの4人を通してあなたへのメッセージだよ、ヒロミさんの言葉は」

といった声が寄せられていた。

   「TOKIOカケル」は、山口さんが強制わいせつ容疑で書類送検されたことを受け、4月末の放送は中止となった。その後の数回は、収録済の映像から山口さん出演部分をカットして放送していた。

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