専門家が「極めて異例」と驚いたのは...
さらに専門家は、「細かい部分ですが...」としつつも、通常の謝罪会見ではありえないというポイントを挙げた。
まず、内田氏と井上コーチが「僕」という一人称を使っていたこと。「常識的に考えたら、『私』でしょう」とのことだ。
そのほか、会見を始める際に司会の男性が名乗らなかったことについても、「これも常識では考えられない。礼儀に反します」と指摘した。
また、会見の冒頭で、内田氏と井上コーチが順番に謝罪の言葉を述べた場面に対しても、専門家は「極めて異例。私は見たことがありません」という。その理由については、
「普通に考えて、同じことを繰り返す必要がないからです。例えばの話ですが、企業の会見で社長が謝罪した後に、部下が同じような謝罪をする場面を見たことがあるでしょうか。普通はないと思います。それだけ、ありえないということです」
と説明した。