「彼が何を言ったか、正直分からなかった」
ただ、この「悪者に徹した」という言葉について、「それが謝罪につながらなかったか?」と問われたが、
「はい、残念ながら、僕の責任と強く言いたかったので謝罪にはいたらなかったです。ビデオを見ないと、どの程度のプレーか当時は分からなかったので、あの取材時も『どのくらい酷かったの?』と聞きました。酷さの加減がその時点では分かりませんでした」
とやはり自身の過失を否定した。
一方、タックルした選手は22日に1人で開いた会見で、試合時に内田氏の命に沿って「相手のQBを潰しに行くんで使ってください」と申し出ると、内田氏から「やらなきゃ意味ないよ」と言われたと証言。しかし、内田氏は今回の会見で、
「彼が何を言ったか、正直分からなかったです。3~5メートルくらいに来て帰っていったのは覚えていますが、その時会話はなかったです。(「やらなきゃ意味ないよ」について)その言葉は、本当に申し訳ないですが、言ってないと思います」
と自身の発言を否定した。