「闘争心とか中身の部分を変えたいと思っていた」
また井上コーチは、当該選手を練習に参加させなかったり、厳しい言葉をかけたりした理由について、
「彼はすごく優しい子で、もう1つ上のレベルというか、技術的にも成長が止まっているなと思っていました。闘争心とか中身の部分を変えたいと思っていました。そこを育てるために、そういう発言をしました」
などと説明した。その上で、「過激な表現になって、彼を苦しめたというか、プレッシャーをかけたということは申し訳なく思っています」とした。
また、当該選手が22日の会見で、井上コーチが「相手のQBが怪我をして秋の試合に出られなくなったらこっちの得だろう」などと発言したと説明したことについては、「(けがという言葉は)使っておりません」と否定し、次のように述べた。
「相手のQBは友達か、という事は言いました。ただ、相手のQBが潰れて得か損かというそういう話はしておりません。また、『定期戦が無くなってもいいだろう』とも言っていません」
当初はこう話していた井上コーチだが、会見の後半では、けがという言葉を使ったかどうかについて、「正直、覚えておりません」とも発言していた。
こうした井上コーチの発言をめぐって、会見を見ていたネットユーザーからは、「あまりに意味不明」「何が言いたいのかわからない」といった感想もツイッターに出ていた。