関西学院大学の選手に危険なタックルを行って負傷させた問題で、日本大学の宮川泰介選手(20)が謝罪会見を開き、反則行為の指示などについて詳細に語ったが、その後のメディアの質問について批判の声が次々と上がっている。
なかには、「仮定の話」をあげての質問まで登場し、弁護士に止められる場面もあった。
監督陣への言及を引き出そうと同じような質問を繰り返す
会見が行われたのは22日午後からの約1時間で、後半の30分ほどが記者の質問時間に割かれた。
メディア側からは、監督・コーチへの責任についての質問が繰り返されたが、宮川選手は陳述書の読み上げから一貫して、指示があったとはいえ、自身で「やらない」という判断をせずに実行したことへの責任を口にし、指示をした監督・コーチへの質問に関しては「答える立場でない」として回答を避け続けた。
ネットでは、監督陣への言及を引き出そうと同じような質問を繰り返すメディアの姿に、
「誘導尋問的な質問やめればいいのに。監督が悪いって言わせたかったのが滲みでてる」
「事前に用意したストーリーを紡ぐ糸を引き出そうとする記者からの質問のお粗末さが目立った」
「ただ会見の質問者の質問が、監督を叩きたくて仕方ないのが見え見え」
などと批判が上がっている。