「立派に真摯に話してた」
問題の試合では、「退場になりテントに戻った後、ことの重大さに気づき泣いていた」という。泣いたことを井上コーチに責められ、「さらに気持ちを追い詰められた」とも語っていた。
しかし1時間にわたるこの日の会見では、取り乱すこともなく、終始背筋を伸ばして、事態の説明と償いの言葉を続けた。質問に答える際、少し間を置いてから話すことはあったものの、言葉を詰まらせることはなかった。報道陣が質問の前、会見を開いたことへの感謝を述べると、必ず頭を下げて応じた。「僕は今日、謝罪して真実を話すために来ました」とも述べていた。
こうした宮川さんの一貫した姿に、インターネット掲示板上では、
「宮川の勇気ある証言」
「立派に真摯に話してた」
「最後断らなかった自分の責任って言ってる」
「宮川は精一杯の誠意を見せて告白した」
「被害届が出た、退部や退学程度では済まされない可能性 覚悟完了で顔出し実名会見 腹くくったのよ」
など、その潔さに触れる声が多かった。
一方で、「宮川を悲劇の人みたいな扱いをしてる人がいるけど 宮川は自分が試合に出たいからって理由で他人を傷付けたんだぞ?」「いくら会見で誠意を見せたからといって宮川があのタックルをした事実は変わらない」といった声も少なくない。