藤井七段、師匠より「八段」先に? 連盟、規定改定で現実味

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改定は「タイミング良すぎ」

   勿論、竜王位を勝ち取るのは簡単ではない。ただ、杉本七段の「あと13勝」の道のりも平坦ではない。公式戦の記録を見ると、2017年度は9勝、16年度は17勝だった。「あと13勝」が2018年度中に達成できるかどうかは予断を許さないようだ。

   「ひるおび!」で杉本七段が出演していたのは21日の昼過ぎ頃。ところが同じ日、日本将棋連盟は、八段昇段の条件(規定)を改定し、1つ増やす(6月1日付)ことを発表、夕方以降にスポーツ紙(ネット版)が「藤井『最年少八段』に追い風!~(略)」(スポーツニッポン)、「藤井七段、年度内の八段昇段可能性広がる~(略)」(デイリースポーツ)などと報じた。

   その新条件は「タイトル2期獲得」。藤井七段は今期、竜王戦以外にも、王座戦と棋王戦で勝ち残っており、両タイトルを取れば、新条件に当てはまり、八段へ昇段できることになる。

   果たして、師匠と弟子とでどちらが先に八段へ昇段するのか。師匠の見立てが当たるかどうかは予断を許さないようだ。

   今回の昇段条件改定については、日本将棋連盟は「藤井の七段昇段と今回の規定改定は直接関係がないという」(スポニチ記事)と説明している。しかし、ツイッターには

「今このタイミングで変更して、(藤井七段と)関係ないですって、誰が信用すんねん」
「タイミング良すぎ」

   といった指摘が出ていた。

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