作者妻「毎日落ち込んでいる」
一方、ながやすさん側は19日、漫画『壬生義士伝』のサイトで初めて一連の騒動に関するコメントを発表。「ながやす巧は心労で体調が悪化したため」として、ながやすさんの妻が代わりに思いの丈をつづった。
「44年前に大阪で紛失もしくは盗まれた原稿が、 まんだらけオークションに出品されているとわかった瞬間、心臓が止まりそうになりました」
『愛と誠』連載当時のながやすさんは1日2時間の睡眠で締め切りに間に合わせていたなどとして、「巧と私の大切な子供です。 一作一作心を込めて描きあげました。 そんな大切な原稿を、自ら手離したことなど一度もありません」と説明。原画が400万円で落札されたことには、
「私達の子供なのに手の届かないところへ行ってしまいました。 悲しくて胸がつぶれそうです。 オークションが終わったあと、巧も私も毎日落ち込んでいます。何とかならないかと、精一杯手を尽くして下さった関係者の皆さんには、心から感謝しています」
とコメントした。