四国アイランドリーグplusの香川オリーブガイナーズ(OG)のウ・ドンギュン選手(28)が、入団から約1か月でスピード退団していた。
「うどん県」として知られる香川の球団だけに、入団直後からその名前に大きな注目が集まっていたドンギュン選手。インターネット上には、「えー、ウドン退団かよ」「あれほど騒がれたのに」といった落胆(?)の声も広がっている。
「名前だけで獲得したのでは?」と聞いたら
ドンギュン選手は3月25日に香川OG入団。約1か月後の5月1日、球団の公式サイト上で退団が発表された。
四国新聞(ウェブ版)の2日の報道によれば、成績不振により球団から戦力外通告を受けたという。ドンギュン選手は13試合に出場し、打率は1割6分7厘。盗塁やホームランはゼロだった。
「うどん」と名前が似通っていることから、ネット上で話題になったドンギュン選手。入団直後には「名前だけで獲得したのでは?」という憶測も相次いでいたが、当時のJ-CASTニュースの取材に球団広報は、
「ウ・ドンギュン選手の名前は、獲得に至った経緯とは全く関係がありません。本当にたまたまです」
と、あくまで入団の経緯と名前は関係がないとしていた。
「たった1か月 早すぎですよ」
とはいえ、地元のうどん製麺所も球団スポンサーに名を連ねる香川OG。このとき広報担当者は、ドンギュン選手の名前を活かしたキャンペーンについて「もしかしたら実施するかもしれない」との展望も口にしていた。
だが、ドンギュン選手がチームに定着することはなかった。今回の退団発表を受けて、ツイッターやネット掲示板には、
「香川のウドンさん退団ですか...」
「香川のウドン退団したのね なんかつまらない」
「たった1か月 早すぎですよ」 「ウ・ドンギュンがもう退団したよ。入団したときには あれほど騒がれたのに」
などと惜しむ声が広がっている。