「一番守りたいのは自分」と痛烈批判
また、監督を辞任する一方、日大の常務理事を辞任することは「関係ない」と否定したことについても、
「アメリカンフットボールの話と常務理事とは関係ないでしょう、という風に本気で思ってらっしゃるのかな?」
と疑問を呈し、
「これ、日大の名を汚したことにもなりかねないような話ですよね。それだったらもうちょっと慎重に対応なさった方がいいんじゃないのかなと思いますけどね...」
と厳しく批判した。
コメンテーターとして出演している作家の橋口いくよさんが、
「目的の後ろにある物が完全に透けて見えちゃった会見や謝罪。選手を守りたいのか、監督の立場を守りたいのか、日大を守りたいのかっていうのがあったときに、どうしても立場や日大を守りたいんじゃないか、というところが見えてしまう、そういうところが目立つ」
と分析すると、小倉キャスターもその意見に同意し、
「一番守りたいのは自分だって感じになっちゃってる」
と、会見の方向性自体も疑問視した。
関西学院大学は、日本大学から回答書を一度受け取っているものの、内容に「誠意がない」として改めて回答を求め、日本大学は24日を目途に文書での回答をするとしている。 また、21日に各メディアが報じたところによると、関西学院大学の負傷した選手側は、内田監督の謝罪と説明は不十分であるとし、被害届を提出したという。