2018年5月19日の朝日新聞の夕刊コラム「素粒子」に、麻生太郎財務相を批判するようなあいうえお作文が掲載された。
これにネット上では「ただの悪口」など、批判の声が多く上がっている。一部には、「朝日新聞」であいうえお作文を紡ぎあげた人も見られた。
「ア あっけらかんとした顔で ソ 反っくり返るように座り......」
19日の「素粒子」では、
「ア あっけらかんとした顔で
ソ 反っくり返るように座り
ウ うるせぇなと言いたげに
タ 高飛車な態度を延々続け
ロ ろくでもないこと次々に
ウ うんざりするわ、本当に」
という、麻生財務相にかけたあいうえお作文を掲載。原文では、さらに「ザイムダイジン」と続く。
麻生財務相は、財務省による「加計学園」の獣医学部新設に関する文書改ざん、福田淳一財務省前事務次官のセクハラ問題に関して「セクハラ罪っていう罪はない」と言及するなどの対応をめぐり、野党から批判が集まっていた。
今回の作文の中にある「ダ 誰も首に鈴をつけぬから」という言葉は、国民民主党の玉木雄一郎共同代表が「時事放談」(TBS系)で述べた
「もう麻生さんに誰も鈴をつけられないし、誰も言えないような状態になっていること自体が、私は安倍政権のガバナンスとしてどうなのかなと」
との発言を意識したものとみられる。