歌手の西城秀樹さん(享年63)の突然の訃報を受け、ファンだけでなく芸能界にも衝撃が広がっている。
訃報が伝えられた2018年5月17日からいくつもの番組で取り上げられたが、中でも18日放送の「とくダネ!」(フジテレビ系)では1時間以上に渡って特集が組まれ、20年以上の付き合いがある笠井信輔アナウンサー(55)は時折言葉を詰まらせながら思い出を振り返った。
「もうダメかもしれない」と連絡を受けていた
西城さんと笠井アナは、1994年に情報番組「となりのパパイヤ」での共演をきっかけに交流が始まり、家族ぐるみでも付き合いがあるなど、公私ともに親交が深かった。
「とくダネ」では、2011年の2度目の脳梗塞後、リハビリに励む姿も度々取材し、プールでの運動の際は西城さんが「胸に飛び込んで来い!」と呼びかけるなど、仕事においても親しい様子を見せていた。
笠井アナが西城さんに最後に会ったのは、西城さんが倒れる約3週間前の4月5日。都内の焼肉店で双方の家族と一緒に食事会を開き、その時撮影された笑顔の西城さんの写真を公開しながら、
「これで秀樹さんに会えなくなると思うような食事会じゃなかった」
と、振り返った。
GW後、倒れたことを知った笠井アナは、西城さんの奥さんの美紀さんと電話し、見舞いに行きたいと話したが、事務所の方針で誰とも会わせられないことを明かされ、
「もうダメかもしれないです...」
と、言われたという。