リオ五輪レスリング金メダリストの登坂絵莉選手(24)が2018年5月17日、五輪4大会連続メダリストの吉田沙保里選手(35)との2ショット写真をツイッターとインスタグラムで公開した。
と言っても日常の一風景とはちょっと違い、04年に撮影された思い出の一枚。吉田選手が五輪初制覇を果たすことになる、アテネ五輪直前のものだった。若かりし2人の姿に反響があがっている。
「沙保里さんたちが全日本合宿を富山でやっていたのを見に行った」
レスリング女子日本代表は5月21日から、登坂選手の地元・富山県高岡市で強化合宿を行う。そこで、小学生時代に代表合宿を見学しに行った時のことを思い出したようだ。
「アテネオリンピック前に沙保里さんたちが全日本合宿を富山でやっていたのを見に行ったのが小学6年生でした。それ以来の富山合宿で現役中に地元で全日本合宿をできる縁に感謝感謝です!楽しみ頑張る!」
「これはその時の写真」と言って公開したのは、憧れの吉田選手との2ショット。やや古ぼけた現像写真には、「04年7月4日」の日付が印字されている。ピースする登坂選手は小学生、その肩に優しく手をまわす吉田選手は当時21歳で、頭1つ分以上の身長差がある。
最近ではメイクアップしたプライベート写真も投稿する2人だが、この頃はまだ初々しい。髪型も、現在のロングとは違うスポーティーなショートヘアだ。そしてお互い緊張しているのか、表情がやや硬いのもどこか微笑ましい。
投稿には、「2人とも若いなあ」「カワイイです」「仲良しお姉さん 吉田沙保里コーチ」「富山県民の誇りです、応援しています」といった反響が寄せられている。
2人は今でも関係が深いことで知られており、登坂選手はSNSでも吉田選手について時折言及する。リオ五輪で金メダルを獲得した時は、「いつも気にかけてくれた沙保里さん。金メダルは本当に一緒に取った気持ち」(16年8月26日)とツイッターで敬意をつづった。銀メダルの吉田選手も「私は後輩達が金メダルを取ってくれて、本当に嬉しかったよ 絵莉おめでとう」(同日)と祝福していた。