海外で流行の「デオドラント・チャレンジ」に注意呼びかけ 肌に傷残る人も

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

メーカーも驚く用途外の使用法

   デオドラント製品「8×4」(エイトフォー)シリーズを販売する花王の広報担当者は、J-CASTニュースの取材に対し、

「取材を受けて初めて知りましたが、こうした使い方を思いつくとは...」

と驚きながらも、

「花王を含め、一般社団法人日本エアゾール協会に所属している国内企業は、その自主基準に従って使い方の注意喚起を行っています」

と話した。パッケージや公式サイトなどに、連続して3秒以上の噴霧で凍傷の危険があることや、火気の近くでの使用の注意など、用途外の使用をしないように強く呼びかけているという。

   また、国民生活センターの「スプレー缶製品の使用上の安全性」によると、至近距離で長時間噴射すると、対象物の表面が0度以下となる状態が続き、凍傷の可能性が高まるという。

   こうした体に悪影響を与える「チャレンジ」は他にも、18年1月ごろに米国を中心に流行した「タイド・ポッド・チャレンジ」というものがある。

   これはボール型の袋に詰められた液体洗剤を口の中で潰し、それによって嘔吐やせき込む様子を動画に収めて投稿する、というものだ。場合によっては大きな健康被害が起こすことから、海外のメディアは真似しないよう注意を呼びかけていた。

   また、13年に流行し、18年4月初旬にも再度注目を集めた、鼻から吸ったコンドームを口から引っ張り出す「コンドーム・チャレンジ」というのもあり、こちらも窒息の危険性から海外メディアが注意をよびかけている。

1 2
姉妹サイト