ネットの反応は二分
こうした大川さんと男性編集者のやり取りは、ツイッターやネット掲示板で大きな注目を集めることになった。
大川さんのツイッターのリプライ欄には、「ポプテピピック」のファンとみられるユーザーから、男性への批判の声が相次いでいる。どんな形であれ、仕事で何らかの関係がある人物の作品を否定することは問題だとして、
「失礼極まりないですね...大人としてありえない...」
「絵の好き嫌いと仕事は別ではあるけど、仕事に紐付いたTwitterで余計なことを言うんじゃねぇ」
「個人の感想を素直に書くなら個人の感想を書くアカウントでやれ」
といった反応が目立つ。
一方、ネット掲示板「5ちゃんねる」などには、大川さんの対応を疑問視するユーザーの姿も。男性の投稿はあくまで「感想」程度のもので、それを作者が全否定するのは「大人気ない」などとして、
「これに関しては大川ぶくぶさんの反応の仕方も格好よくないと思う」
「ただ苦手って言う主観的な感想を言っただけだろ。これでキレられたらたまらんわ」
との声も上がっている。そのほか、騒動の発端となった「ポプテピ―」にもパロディや風刺ネタが多く取り入れられていることから、今回の大川さんの対応について、
「なんか普通に怒っててイメージと違うな。。。逆にちょっと残念」
「結局身に降りかかる火の粉には作品のようにおちゃらけるのではなく真面目な反応してしまうのか...」
との感想を漏らすユーザーも出ていた。
なお、大川さんはその後、あるユーザーから届いた「お前だって竹書房壊してんだからおあいこだろ」とのリプライを紹介しつつ、「たしかに」との一言をツイート。「ポプテピ―」では、出版元の竹書房の社屋が破壊される場面が何度もあり、ファンの間では人気シーンとなっている。