真相は「この3つ(のどれか)だと思う」
また、有馬さんは「(アメフトには)格闘技的な側面があるが、けがをしないように細かいルールが定められている」とした上で、「それを大きく逸脱した行為が起きたのには、何か経緯がある」と指摘。
「監督の指示に従ったのか、選手が独断でやったのか、監督やコーチ陣の指示が間接的に選手をそう誘導したのか、この3つ(のどれか)だと思う。絶対にウソはダメ。なぜ起きたかの見解は事実として明確なものを出さなければならない。時間が経てば経つほど、周りから臆測が飛んでしゃべりにくくなる」
と、見解を述べた。
一方、伊集院さんも「何の件でもそうだけど、正直なことを言うのが重要な世の中になっている」と持論を展開した。
「初動(の対応)を間違えたから、そこにこだわるというのは、余計にこじれる。関係者の人たちはゼロからちゃんとやらないと」
この反則行為をめぐっては15日、日大が関学大の抗議文に対する回答書を提出。関学大が17日午後、改めて記者会見を開き、今後の対応などを発表する。
「これがラストチャンス。日本大学が(その後に)どう動くか」。有馬さんは最後にそんな言葉を言い残した。