「ニセ同級生」に釣られるマスコミたち 新潟事件で大漁...呆れる声も

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   新潟市西区の女児殺害事件で、死体遺棄などの疑いで逮捕された小林遼(はるか)容疑者(23)の同級生を騙る偽のアカウントが、ツイッターに複数登場している。

   イタズラ目的とみられる「ニセ同級生」にまんまと釣られ、取材依頼のリプライ(返信)を送るマスコミも続出。ネットユーザーからは、「まだこんなのに騙されるんだw」「恥ずかしくないのかよ...」など呆れたような反応も出ている。

  • ツイッターは「ニセ同級生」だらけ?
    ツイッターは「ニセ同級生」だらけ?
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「せめて名前を検索してから取材依頼しろよ」

   小林容疑者の「ニセ同級生」がツイッターに現れ始めたのは、逮捕翌日の2018年5月15日朝頃からだ。あるアカウントは、

「小林遼?中学時代同じだったわ...けいおんっていうアニメの話盛り上がったかな...」

と投稿。これには、朝日新聞、毎日新聞、情報番組「あさチャン!」(TBS)、週刊誌「フライデー」の4媒体が、取材交渉のリプライを送っていた。

   だが、このアカウントは5ちゃんねる(2ちゃんねる)上の動向に詳しいユーザーから見れば、明らかに「釣り」と分かるものだった。

   投稿者の名前や顔写真、プロフィール欄に記載されている情報が、5ちゃんユーザーの間で執拗にネタにされている人物のものだからだ。実際、この人物の名前をツイッターで検索すると、本人を自称するネタアカウントが10件以上ヒットする。

   そのため、小林容疑者の同級生を自称した今回のツイートをめぐっても、投稿のリプライ欄や5ちゃんねる上には、

「まだこんなのに騙されるんだw」」
「せめて名前を検索してから取材依頼しろよ」
「割とマジでネットに詳しいやつくらいバイトでもいいから雇っとけよ恥ずかしい」

など、取材を依頼したマスコミを揶揄するような投稿が相次いでいる。

   J-CASTニュース編集部では、このアカウントの運営者に対し、小林容疑者をめぐる投稿に反応したメディアにどのような対応を取っているのかを尋ねるため、取材依頼のリプライを送ったが、15日19時までに返信はなかった。

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