現地時間2018年5月14日に、米国が在イスラエル大使館を商都テルアビブからエルサレムに移転したことに反発したパレスチナ側の抗議デモが、パレスチナ自治政府ガザ地区で行われ、約4万人が参加した。これにイスラエル軍が銃撃で対抗し、パレスチナ当局によると死者数は少なくとも58人、2700人以上が負傷した。米CNNなどが報じた。
1日の犠牲者としては、イスラエル軍がイスラム組織ハマスに大規模攻撃した14年以降、最悪の規模になった。
パレスチナ自治政府ガザ地区では15日も大規模抗議デモが予定されており、イスラエル軍との衝突が懸念される。