女児殺害事件で逮捕された新潟市内の会社員、小林遼(はるか)容疑者(23)は、警察署へ移送される間、左目を見開いたり、笑顔とも取れる表情を見せた。
遺体を線路に置くような冷酷な犯行ぶりが疑われるだけに、ネット上では、小林容疑者に厳しい目が向けられている。
「礼儀正しい」などと近所の評判もよかったが...
「礼儀正しい」「感じのいい子」。報道によると、小林容疑者は普段、近所から好青年だと評判がよかった。それだけに、新潟市立小針小学校2年、大桃珠生(たまき)さん(7)が殺害された事件で、死体遺棄と死体損壊の疑いで逮捕されると、近所の人らから驚きの声が上がっているという。
小林容疑者は2018年5月7日深夜、市内のJR越後線の線路内に大桃さんの遺体を運び入れて放置し、上り電車にひかせた疑いが持たれている。小林容疑者の自宅は、遺体が遺棄された線路から約70メートルしか離れていなかったという。小林容疑者は、容疑を認めており、首を絞めて殺したと供述したとも報じられている。
14日朝に道の駅「新潟ふるさと村」へ立ち寄ったところで、捜査員に任意同行を求められた。テレビの映像を見ると、捜査本部のある新潟西署に移送される間、目を閉じてうつむいていた。
左目だけを見開いて...
時折、目をしかめたりしていたが、微笑んでいるように見えるときもあった。左目だけ大きく見開く様子も報じられており、警察車両から降りて、署に入るときには、口元に笑みとも取れる表情が浮かぶ。
こんな表情の小林容疑者に対し、ツイッター上などでは、「全然反省していない」「薄目あけてマスコミの反応見てやがる」など不快感を訴える書き込みが相次いでいる。
小林容疑者は4月、別の女子児童に対する青少年保護育成条例違反などで書類送検されていたと報じられており、「この手の犯罪は初犯から、重罰にしなくてはならないのでは?」「性犯罪者は一度でも捕まったら常時追跡出来るシステムが必要」といった指摘も出ていた。