映画ファンの脳裏によぎったのは、10年前の苦い記憶か――!? 米人気映画『ミッション:インポッシブル(M:I)』シリーズの最新作で、ミュージシャンのDAIGOさん(40)が日本語版吹き替え声優を務めることが決まった。
かつて米映画『ウォンテッド』(2008年公開)で吹き替えを務めた際、役者の演技と息の合っていないセリフ読みに「ただのDAIGOだ」との声が続出。そのため「大丈夫なのか...?」と心配するファンが少なくないのだ。
「僕なりに全力でやりましたが......」
トム・クルーズ主演のスパイアクション映画の最新作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018年8月3日公開)の日本語版吹き替え声優が18年5月14日、発表された。主人公に立ちはだかる敏腕CIAエージェント役をDAIGOさん、美しき女性の暗殺者役を女優の広瀬アリスさんが務める。
各メディアで14日朝、一斉にこのニュースが報道されると、ツイッターのトレンド欄では、「DAIGO」が上位にランクイン。さぞかし期待の声が高まっているのかと思いきや、意外にもその評判は芳しいものとは言えなかったのだ。
実はDAIGOさん、約10年前に初めて米アクション映画『ウォンテッド』で日本語版声優に挑戦した。女スパイ(アンジェリーナ・ジョリー)のもと暗殺組織の一員として命がけの戦いに身を投じる主人公(ジェームズ・マカヴォイ)の声を担当。ところが、俳優陣の演技と息の合っていないセリフ読みに酷評が相次いだ。
2014年8月23日のフジテレビ系「土曜プレミアム」でこの映画を放送した際、DAIGOさんの声に違和感を覚える視聴者がツイッターに続出したほどだ。DAIGOさん本人は放送前、自身のツイッターで「まさに大抜擢でした!僕なりに全力でやりましたが......」と宣伝。だが視聴者の評価に心が折れたのか、放送中にこんなツイートを投稿していた。
「ウォンテッド、DAIGOの声優の感想
【ただのDAIGOだ】
【ちょ...DAIGO...】
【DAIGOいろんな意味でヤバイ】
少数意見
【DAIGOになれてきた】
【DAIGOは悪くない】」
その上で、「反応がすごい!とりあえずちょっと旅にでるので、ぼくを探さないでください...」とつぶやいていた。