「日本の野党は独り善がり」と政権交代には否定的
「膿が溜まりきった霞が関は、政権交代の可能性がなく緊張感を欠いた政治行政が原因。政権交代の可能性があれば野党が与党になる可能性を恐れ、政府はいい加減なことができなくなる」
橋下徹氏は、柳瀬氏の面会について、「柳瀬総理秘書官(行政)が陳情を受けることについて、何の問題意識も持たない人たちは、政治と行政の役割分担・境界線(政官関係)と外形的公正性に疎い人たち。特に永田町や霞が関の人たちはユルユル」だと指摘した。そして、「違法不正がなければ問題ないというのは通用しない。公正さを疑われないルール、態度振る舞いが必要。国は緩すぎる」と再考を促した。
「野党議員もここまできっちりと政官関係を考えていないから何が問題か分からない。与野党あげて政官関係をしっかりと考えるべき」
現在の野党が政権交代を実現できるかには否定的で、「日本の野党は独り善がりで、自分たちの行動が国民に支持されていないことに気付かない」と注文を付けていた。