夏がくる!「車内放置の子供救う」ため窓ガラスを割ります マルハン張り紙が話題 法的問題は...

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実際に「ガラスを割った」ことはある?

   J-CASTニュースの9日の取材に応じたマルハンの広報課担当者によると、このポスターは約1年前から使用されており、全国の全店舗で、駐車場や店舗出入り口などに同じポスターを掲示している。デザインは全3種類。

   掲示するようになったのは、やはり「毎年、日本全国で子供の車内放置による事故が発生しており、弊社はそのような事故を撲滅し、尊い命を守りたいと強く思っているからです」といい、

「ポスターの掲示は車内放置を撲滅するための取り組みのひとつで、弊社ではその他に従業員による駐車場巡回や、店内アナウンス、新聞の折り込みチラシでの注意喚起なども行っています」

と、車内放置撲滅のため複数の取り組みを実施している。駐車場巡回は季節を問わず年間を通じて行っており、従業員用に独自のマニュアルもあるという。

   気になるのはやはり、「窓ガラスを割る場合があります」というくだりだ。実際に割ったことがあるのだろうか。担当者はこう答えた。

「ガラスを割ったという事例はまだございません。しかし、弊社の店舗駐車場内で車内放置を巡回中の従業員が発見し、事故を未然に防いだ案件は昨年だけでも80 件以上ありました。これまでのところ、駐車場巡回による早期発見と店内アナウンスによる保護者の呼び出しで子供の救出が図れており、ガラスを割る状況に至ったことはございません」

   もう1つ気になるのは、店員が「他人の所有物」である車の窓を割って壊す行為が、法律的に責任を問われないのかどうか。

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