パンパース「誤解招く表現」で謝罪 妊娠中の避妊めぐり...「配慮足りなかった」

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専門医「非常に無責任なコメント」と苦言

   沖縄県立中部病院産婦人科の間瀬徳光医師はJ-CASTニュースの取材に、問題視されたパンパース公式の記述は「夫婦の関係は大事であるが、非常に無責任なコメントであると思います」としたうえで、

「性感染症や精液に含まれる成分が引き起こす子宮収縮による流産や早産を防ぐためにも、避妊具はつけるべきでしょう」

と指摘する。

   間瀬氏は、「性交渉による早産リスクは現時点では医学的に証明されていない」としつつも、「決して関係がない、だから安全だとは言い切れません」と指摘。その上で、

「性交渉の直後に流産や超低出生体重児の出産が起きてしまったケースは、いくつも見てきました。妊娠中の性行為がそうしたリスクを伴うものだというのは、産婦人科の現場では『一般常識』のようになっています」

とも話す。続けて、妊娠中に性行為をしても問題ない場合がほとんどだが、その一回の行為で人生が大きく変わってしまうこともあるとして、

「妊娠中の性行為は、そういったリスクがあることを夫婦の間でも理解して欲しい」

とも訴えていた。

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