実はまだ「退去」してもらえておらず...
J-CASTニュースが10日に富士砂防事務所を取材したところ、調査課の担当者は、
「こちらは防災関係の事務所ですので、大雨による土砂災害の注意喚起など災害情報を発信しています。できるだけ多くの方の目に留まるような言い回しは心がけていますが、思いのほか反響があって驚いています」
と、はにかんだ。
ハチを発見したのは5月頭ごろ。取材した10日の時点で、ハチは「今も写っています。巣は少しずつ大きくなっていますね」。巣は大きくなる前にどうにか取り除く対応をする考えだ。こういった形で防災カメラの稼働に支障が出るのは「あまりない」そう。なお、本当にアシナガバチかどうかは特定できていない。
ツイッターで発信するのは上記のとおり、主に災害情報。大雨の時に増水した河川の映像をアップして注意喚起したり、地すべり対策工事の模様の写真をアップしたりしている。
その中で時折、工事現場近くの花壇に咲く花など、自然の一風景を切り取った写真も。3月30日には、主に火山監視のため設置している富士山のライブカメラを紹介し、「ときに『ダイヤモンド富士』、『パール富士』、『赤富士』などを写していることがあります」と、それぞれの瞬間が映った3枚をアップしていた。
前出の担当者は「私どもの仕事は普段ご紹介する機会がありませんので、ツイッターを通じてご覧になっていただければ幸いに思います」と話していた。