監督も厳重注意処分に
こうした騒動を受け、関東学生アメリカンフットボール連盟は10日に声明を発表。問題のプレーは「あらゆるスポーツにおいて順守されるべきフェアプレー精神やスポーツマンシップ精神を著しく損なうものとして、関東学生アメリカンフットボール連盟として極めて重く受け止めています」として、
「日本大学が加盟している連盟を代表して、本件において負傷されました関西学院大学の選手ならびに対戦相手の関西学院大学の関係者の皆さま、そして国内外のアメリカンフットボールを愛する皆さまに多大なご心配とご迷惑をお掛けしましたことを、心よりお詫び申し上げます」
と謝罪した。
声明では、該当選手は追加的な処分の内容が決まるまでは対外試合の出場を禁止するとも発表。日大の内田監督についても、「スポーツマンシップに則り、公式規則を遵守し、重要な規律をプレーヤーに継続して教えねばならない」として厳重注意とした。
今後は、問題のプレーを調査・報告する規律委員会を設置し、詳細な調査を行った上で最終的な対応を決定するという。
一方、日大アメフト部も同日に公式サイトに謝罪文を掲載。「今回の事態を厳重に受け止め、今後はこのようなことがないよう、これまで以上に学生と真摯に向き合い指導を徹底してまいります」とした。