プロ選手も「このまま流されるべき問題ではない」
さらにファンの間で問題視されたのは、ニッカンスポーツ(ウェブ版)が6日夜に伝えた、日大の内田正人監督のコメントだ。記事によれば、内田監督は問題のプレーについて、
「選手も必死。あれぐらいやっていかないと勝てない。やらせている私の責任」
と話したという。この談話にはニッカン記者も驚いたのか、「(内田監督は)独自の持論を展開した」との表現でコメントを紹介している。
今回の日大選手のプレーと内田監督の談話については、アメフトの国内プロリーグ「Xリーグ」IBMビックブルーに所属する栗原嵩(たかし)選手も7日のツイッターで、
「この子の勝手な暴走なのか、チームの指示なのか。このインタビューだけ見ると色々心配になる。危険なラフプレーと激しいプレーは全く違う」
と苦言。続くツイートでも、「これはこのまま流されるべき問題ではない」として、連盟に対しても「動いてほしい」と訴えていた。