+メッセージで「メール消えた」問題 原因はユーザーのある操作か?

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   2018年5月9日にNTT、KDDI、ソフトバンクの大手携帯キャリアの共通メッセージアプリとしてスタートした「+(プラス)メッセージ」だが、ソフトバンク版についてはそれまでの「Softbankメール」との使い勝手の違いから、ユーザーの間で混乱が広まっていた。

   +メッセージにアップデートしたところ過去のメールが消えた、という指摘も上がっていることに関して、ソフトバンクの担当者はJ-CASTニュースの取材に対して、「原因の1つとして、ユーザーがSoftbankメールに戻そうとグーグルプレイストアの+メッセージのページでアンインストールボタンを押し、Softbankメールが初期化された可能性があります」と答えた。

  • 混乱の原因は?(画像はイメージ)
    混乱の原因は?(画像はイメージ)
  • 混乱の原因は?(画像はイメージ)

アプリは現在配信を停止

   消えたメールへの対処法については、バックアップしている場合は復元が可能だが、そうでない場合は難しいと話した。

   こうしたユーザー間での混乱を受け、ソフトバンクは9日夜に公式サイトにお知らせを掲載し、Softbankメールアプリの継続を求めるユーザー向けにアプリの復元方法を説明。「あんしんバックアップ」アプリを使ってメールを保存した上でSoftbankメールアプリへと戻すよう呼びかけた。

   また、それにあわせてアプリの配信を一時的に停止したことが発表された。時期は未定だが、なるべく早い再開を目指しているという。すでに+メッセージを利用しているユーザーに関しては、そのまま利用が可能だ。

   +メッセージは従来のSMS機能を改良したもので、他社のユーザー同士でも長いテキストの送受信が可能で、写真や動画のやりとり、専用スタンプにグループでの利用など、「LINE」とほぼ同等の機能を持っている。10日現在、対応している機種はNTT、KDDI、ソフトバンクのアンドロイド端末のみ。

   4月10日に存在が明かされ、そうした機能に加えて携帯電話だけで利用できる手軽さと、その性質上、LINEでは度々問題になるIDやパスワードを悪用してのなりすましやのっとりの心配がないことを強みとしている。

   しかし、5月9日に導入されたところ、ソフトバンク版のユーザーを中心に混乱が発生。アップデート前の「Softbankメール」アプリとの使い勝手の違いや、過去のメールが消えたという報告が相次いでいた。

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