厳しい事業環境で変化余儀なく
番組担当者は2018年5月10日、J-CASTの取材に
「正直試行錯誤している段階です」
と苦悩をにじませる。
中継スタイルの変化には、野球中継をめぐる厳しい外部環境があった。TBSラジオのプロ野球中継撤退や、動画配信サービス「パ・リーグTV」「DAZN(ダゾーン)」の新規参入もあり、「私たちも新たなモノを取り入れていかないといけないと判断しました」。
そこで新しいラジオ需要の開拓を狙い、メインパーソナリティーにお笑いタレントを起用。「エンタメ性」を取り入れることで、これまで野球中継に興味の無かった層の獲得を目指した。
だが、先の批判などもあり、「正直試行錯誤している段階です。バラエティー(要素)と野球内容のバランスをどう取るか...。最近では、試合展開もしっかり追うようにしています」(担当者)。