楽天ポイントだけでチーム買える? イニエスタ「32億獲得」報道に騒然

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   スペインリーグのバルセロナといえば、サッカーファンでなくとも耳にしたことがあるだろう名門中の名門。そのクラブの「黄金時代」を支えたMFアンドレス・イニエスタ(33)に、まさかの「Jリーグ・ヴィッセル神戸加入へ」との報道が飛び出した。

   だが心配なのは「お金」。現地紙で報じられた推定年俸はなんと2500万ユーロ、約32億円というケタ違いの額だった。インターネット上では「加減てもんがある」などと様々な声があがる。

  • イニエスタがJリーグに?(画像はバルセロナ公式サイトから)
    イニエスタがJリーグに?(画像はバルセロナ公式サイトから)
  • イニエスタがJリーグに?(画像はバルセロナ公式サイトから)

双方のスポンサー・楽天の三木谷社長が主導か

   「イニエスタは日本でプレーするだろう」――スペインメディア「カデナ・セール」が2018年5月8日、こんな見出しで報道。ヴィッセル神戸と3シーズンの契約を結ぶとしている。同様の報道は同国メディア「アス」でも報じられた。

   バルセロナでは02年からの17シーズンでリーグ優勝9回、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇4回を経験。個人でも、FIFAバロンドール(世界最優秀選手賞)の最終候補に2度選定。スペイン代表では、10年FIFA南アフリカ・ワールドカップ(W杯)制覇、08・12年のUEFA欧州選手権(EURO)連覇を果たすなど、クラブ・代表ともにあまりにも輝かしい足跡を残している。また、日本のサッカー漫画の雄『キャプテン翼』の大ファンとしても知られる。

   プロキャリアをバルセロナのみで過ごすかと思われていたが、4月27日、下部組織を含め22年所属した同クラブから今季限りで退団すると発表。去就が注目されていた。

   上記「カデナ・セール」によると、イニエスタ獲得に向けた動きは、バルセロナとヴィッセル双方のスポンサーである楽天の三木谷浩史社長(53)が主導して進められている。私有のワイン醸造所を提供するのも条件のひとつという。

   推定年俸は驚きの約32億円と報じられた。ヴィッセルといえば、17年7月に元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキを獲得して驚かせ、推定年俸約6億円もJリーグ史上最高額だったが、実現すればこれをはるかに上回る額となる。18年現在、日本人Jリーガーで2億円超のプレーヤーはいない。

   国際的に見ても、同じバルセロナで推定年俸約62億のリオネル・メッシには及ばないものの、約28億のリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)を上回り、世界でも五指に入る水準だ(数字はスペイン紙・マルカの18年1月時点の推計による)。

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