生徒の健康情報を装着型端末で管理 広島叡智学園「齟齬があった」と謝罪

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ミスコミュニケーションとは?

「ICT(情報通信技術)のシステム構築に向け、現在業者から提案を受けています。その中で色々なデバイスを使える状況にしておきたく環境整備を依頼しています。装着型端末はそれらデバイスの中の1つの選択肢として挙がっています」

   また、第三者によるデータ取得もシステム上は可能なものの、現時点で運用は考えていないという。

「健康面での相談が生徒からカウンセラーや担任にあれば、生徒から同意を得た上でデータを閲覧する可能性はあります。ですが、基本的には生徒自身によるデータ活用を想定しています」

   一方、中国新聞の報道部担当者はJ-CASTニュースの取材に、「ミスコミュニケーション」の内情を、

「(記事配信後に)学びの変革推進課の担当者は、本紙記者に『全員がつけてもらうものだと思っていた。ぼくも(県教委の学校経営支援課から)聞いて、そうでないと知った』と話しました」

と説明。「担当者の発言を正確に記事化した」としている。メディアとのミスコミュニケーションでなく、県教委内部の問題だったようだ。

   なお、同紙は続報にあたる「『過剰管理』SNSで批判 県教委『強制しない』」を5月3日に配信した。

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