大リーグ・マリナーズの会長特別補佐となったイチロー(44)について、羽鳥慎一アナウンサーが、過去にインタビューで交わしたという「お茶目」なやり取りのエピソードを明かした。
チームメイトと和やかに談笑する姿がテレビでもたびたび映されるイチロー。気さくな人柄が伺えるが、羽鳥アナは2018年5月7日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)で、「日本にいた時は取材が大変でしたよ...」とこぼした。
「答えてくれない」
イチローの特別補佐就任は日本時間4日に発表され、今季は試合に出場しないこととなった。だがマ軍は来季の選手復帰の可能性にも含みを持たせており、事実、イチローはこれまで通り練習を行うことができる。
5日のエンゼルス戦前にもイチローは練習しながらチームメイトと談笑しており、同時に大谷翔平との一幕が話題となった。大谷が背後から走ってくると、イチローは直前でひらりと身をかわして退散してしまった。苦笑いして追いかけてくる大谷に、イチローは笑いかけながら今度こそ握手。この和気藹々として「鬼ごっこ」は日本のファンにも楽しまれた。
こんな姿などから、「モーニングショー」では大リーグアナリストの古内義明氏が、「中南米の野球選手とも非常に仲が良くて、スペイン語も話すしスラングも駆使する」とイチローのコミュニケーション力を絶賛。クラブハウスでもチームメイトと楽しむ姿がよく見られるという。
ところが、これに「かつて日本で取材した人から見たら本当かよと思うくらいのね」とボヤいたのが羽鳥アナ。スタジオの共演陣から意外そうに「そうなんですか?」と聞かれると、こんなエピソードを明かした。
「日本にいた時は取材が大変でしたよ...。答えてくれない。『イチローさんは頭に何を置いていつもプレーされているんですか?』と聞いたことがあるんですが、『帽子』と答えられました」