女子高生に対する強制わいせつ問題で無期限謹慎となっていたTOKIOの山口達也メンバーが、ジャニーズ事務所との契約を解除した。2018年5月6日に各社が報じた。
山口メンバー本人は4月26日に、残るTOKIOの4人も5月2日に会見を行い、事態の鎮静化を図ろうとしたものの、その後も批判が殺到。相次ぐ厳しい声に耐え切れず、今回の契約解除に至ったかたちだ。
「強い意志表明がございました」
山口メンバーの強制わいせつ問題は4月25日に発覚。26日には山口メンバーが謝罪会見を開き、30日にはTOKIOのメンバー5人での話し合いが行われていた。
TOKIOのリーダーである城島茂さんは、5月2日の会見で、4月30日の話し合いの時点で山口メンバーから退職届を貰い、辞意表明されていたことを明かした。ただその際には回答ができなかったため、退職届は保留扱いとなっていた。このとき、芸能界などで上司ではなく仲間であるTOKIOメンバーに退職届を提出していることや、会見の内容に関して批判が殺到していた。
各社の報道によると、マスコミ宛てのファクスで、
「6日本日、本人からも直接、弊社に対し強い意志表明がございました。それを踏まえ本日(編注:6日)、弊社社長とTOKIOリーダー城島茂との協議が行われ、この申し出を受理する判断に至りましたことをご報告申し上げます」
とし、契約解除に至った経緯を発表。つづけて、
「これにより弊社は、山口達也と契約を解除することとなりますが、事件の社会的な影響や、現在、山口の置かれている状況等に鑑み、彼を育ててきた立場として、社会に責任を果たすために必要な支援を今後も積極的かつ継続的に行って参る所存でございます」
と、山口メンバーとの関係が断絶しないことを示唆した。
また、ファクス末尾には、城島さんほか、国分太一さん、松岡昌宏さん、長瀬智也さんより、グループのコメントとして、
「今一度TOKIOとして原点に戻り、それぞれが己と向き合い、誰のために、いったい何をするべきなのかをしっかりと考え、前を向いて生きたいと思います」
などと記されている。
「解散はしてほしくない」
ネットではこの一報に、
「山口くんに今後人生追い込まれて欲しくはない。 しかしやったことはデカイ。 複雑すぎる...」
「これまでのDASH村やDASH島での活躍ぶりを考えると、残念すぎるけど、本人の希望ということですし。残されたメンバーもこれからが大変だろうな」
など、落胆の声が広がっている。
ほか、「このタイミングで契約解除をするというのは何かあるのかな」と、次の展開があるとみるひとや、
「どぉなるんだろう、これからTOKIO。解散はしてほしくないと個人的には思う」
「SMAPに続いてTOKIOまで、、、 ジャニーズ本気でやばいって」
と、解散を危惧する人も見られた。