米大リーグのシアトルマリナーズは、イチロー選手が、現地時間の2018年5月3日、ベンチ入りの25人から外れ、会長付きの特別アシスタントに就任することを発表した。
これにより、今シーズンの試合は欠場となるが、イチローの代理人は、引退ではないとし、来季の出場の可能性もあるという。
「今後もチームに貢献する」
米メディアなどによると、マリナーズのゼネラルマネージャーのディポト氏は、
「イチローがフィールドの外でもたらすすべての価値を確かにしたかった。選手やスタッフの中でのイチローの存在感によってチームの勝率が上がる。これは私たちにとっても、イチローにとっても最も最優先事項だ」
と、フィールド外でのイチロー選手の活躍に期待を寄せ、この合意は2018年だけのものではあるが、今後も長くチームに関わってほしいと語った。
今後は、練習に参加しながら選手らをサポートし、時にはプレーについてアドバイスするという。
イチロー選手は、記者会見で
「この2か月間は、これまでで最も幸せな時間でした」
と振り返り、どのような形でもチームに貢献していくという意気込みを語った。