「TOKIO」山口達也メンバー(46)の事件を受けて、福島県の農産物PRポスターが姿を消してから1週間弱、ツイッターで「#今度は福島がTOKIOを応援する番だ」なるハッシュタグが話題になっている。
TOKIOは「DASH村」での縁もあり、東日本大震災後の2012年からポスターやテレビCMのキャラクターとして、県産農産物の安全性をPRしてきた。それを背景に、TOKIOが苦しいときだからこそ、福島県が「応援」してはどうだろうか、という動きが出ている。
「感謝しかない」
ツイッターでは2018年5月2日夜ごろから、このハッシュタグを付けた投稿が相次いでいる。中には「加害者擁護ではないか」との批判もあるが、多くのツイートは山口メンバーを除く4人を念頭に置いているようだ。
県民と思われるユーザーからは、
「今までTOKIOが福島にしてきてくれたのは感謝しかない。私はTOKIOを応援する!!」
「被害者の気持ちと向き合おうとしているTOKIOを応援することは不謹慎ではないはずだ」
「県外でTOKIOのあのポスターを見ると、自分の家族みたいに嬉しかったよ」
といったツイートが出ている。
国分太一「公式でなくても応援していきたい」
5月2日のメンバー4人の謝罪会見でも、報道陣から福島についての質問が出た。松岡昌宏さん(41)は、
「まずこの4人でしっかり行動できることがあるのであれば、これからも、もし可能なんでしたら、僕らにできることがあったらやらせてください、という気持ちです」
とコメントし、国分太一さん(43)も、
「野菜の信頼回復のためにも、公式(キャラクター)でなくても、これからも福島を応援していきたいと思います」
と語っていた。
なお4月26日午前時点で、県農産物流通課の担当者は、J-CASTニュースの取材に対して、18年度も引き続きTOKIOを広告に起用する方向で調整を進めていたが、事件を受けて再検討することになったとしていた。