稽古中の「暴力」告発も
こうしたセクハラ行為を拒否できなかったことについて、女優は「自分にも非がある」とも記載。ただ、
「芝居をこのような行為に利用され、また信じてついてきた劇団の代表に役者としてだけでなく女性としても利用されていたのではないかと感じ、悲しく悔しい思いでいっぱいです」
とやりきれない思いも吐露していた。
代表の行動を告発したのは1人ではない。
女優と同じ29日に退団を発表した俳優も、翌30日のブログで、代表が稽古中に出演者に暴力を振るったり、先輩の役者に後輩を殴るよう指示をしたりしていたなどと訴えたのだ。
この俳優は、女優へのセクハラ被害についても言及。こうした代表の行動が「心底許せず」、退団を決めたと伝えていた。
ただ、30日深夜のツイッターで、「先ほどアップしたブログは個人攻撃が過ぎるのではないかというご指摘を受け非公開と致しました」と報告。公開から2時間ほどで、代表を告発するブログを削除していた。