「ターン、ターン、タタタターン~♪」――スター・ウォーズのテーマ曲とともにプロ初打席を迎えた日本ハム・清宮幸太郎選手(18)。
「6番・指名打者」で先発デビューした2018年5月2日の楽天戦。楽天・岸孝之投手(33)の3球目の直球を捉え、打球はグングンとセンター方向に伸びた。
「他の球場なら入ってたかもな」
大歓声に包まれた第一打席。登場曲は映画「スター・ウォーズ」のテーマ曲だった。同作品のTシャツを愛用するなどスター・ウォーズのファンで知られる清宮選手らしい選曲だ。
清宮は3月中旬に限局性腹膜炎で入院し、開幕1軍は逃した。だが、2軍では4本塁打11打点と結果を残し、この日の試合で1軍に初昇格した。
デビュー戦の相手は、球界を代表する岸選手だ。1番~5番までのチームメイトが凡退して迎えた清宮だったが、1発で勝負を決めた。3球目の外角高めを初スイングし、打球はセンターフェンス直撃の二塁打だった。
この快挙にツイッターでは、
「他の球場なら入ってたかもな笑 鳥肌たった」
「さすがゴールデンルーキー!!」
と多数の賛辞が送られ、トレンド欄には「TOKIOの会見」「#TOKIO」などとともに「清宮幸太郎」「プロ初打席」がランクインした。