尾木ママ、TOKIO会見に「事件の重大さ教えられた」 4人の「真心」と「苦悩」言及

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   山口達也メンバーを除く城島茂さん、松岡昌宏さん、国分太一さん、長瀬智也さんのTOKIO4人の記者会見が、2018年5月2日に都内で行われ、謝罪を重ねながら1時間半にわたりそれぞれが心情を吐露した。

   この会見を見た、教育評論家でタレントの尾木ママこと尾木直樹さんは同日、ブログを更新し、「TOKIOへの復帰などといった甘えた声は微塵もあってはならないでしょう」と、厳しい言葉を投げかけつつ、今後求める行動についてつづった。

尾木ママが考える「本当の償い」

   1時間半におよぶ会見を全て見たという尾木ママさんは、会見前のブログでは

「山口達也さんの事件は不起訴処分になったものの事件が孕む深刻な本質は何も変わらないのではないでしょうか?」

とつづり、加えてTOKIOは東京五輪へ関わりがあり、活動を通して子どもからの人気が高いこと、被害者が番組関係者であることなどから「どれをとってもあまりに重大!」と強調しながらも、今後について

「『うん うんーーなるほど。めげずに頑張ってくださいね。応援しますよ』 って思える会見内容になってほしい」

と希望をつづっていた。

   しかし、会見後に更新されたブログでは

「リーダーをはじめ4人の真心を込めた絞り出すような言葉
明確な方向を出せず、苦悩する姿」

から、

「改めて事件の重大さ
未来ある高校生の夢をも打ち砕き
『魂の殺人』にも等しい卑劣極まりない犯罪の意味について
教えられた気持ちになりましたーー」

とつづり、山口メンバーの起こした事件の重大性を改めて強調しながら、被害者とその家族について

「被害に遭われた高校生のこと
ご両親の怒りの大きさを想像するとたまりませんーー
なんとか、時間をかけてでも心の傷が癒されることを祈ります.。そのケアをお願いしたいですーー」

と触れた。

   一方で、山口メンバーに対しては

「TOKIOへの復帰などといった甘えた声は微塵もあってはならないでしょう 何年も後の話ではないでしょうか、
女子高生のこと考えると
心理的な傷の深さは言葉になりません!」

と、謝罪会見でこぼした「復帰」についての言葉を「甘え」と切り捨てて厳しい姿勢を貫き、

「今は山口達也さんがいかに深く反省、悔悛するのかーその誠実な姿こそが本当の償いになるのではないでしょうか?」

と、償い方についての意見を披露した。

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