タレントのりゅうちぇるさん(22)とぺこさん(22)夫妻が7月に生まれてくる予定の長男に「リンク」と命名することに、心配や批判の声が上がっている。
最近はこうした個性的な名前、いわゆる「キラキラネーム」を避ける親は多い。それでもりゅうちぇるさんは子どもの名前を変えない意向を明かしている。J-CASTニュース記者は、この名前がもたらす「運勢」を調べてみた。
名前は「比嘉リンク」くん?
キラキラネームとは、一般的ではない珍しい名前のことで、パッと見では読めないような当て字や漢字が使われることも多い。りゅうちぇるさんの本名は「比嘉龍二」さんで、生まれてくる子は、漢字などを当てない場合「比嘉リンク」くんとなる。赤ちゃんの名前についてはりゅうちぇるさんが3月のイベントで公表しており、ネット上ではこの個性的な名前がのちに友だちにからかわれたり、延いてはいじめに発展するのではないかと心配する声や、親として事前にそうしたリスクを回避しないことへの批判の声が上がっていた。
りゅうちぇるさんは2018年5月1日、こうした心配や批判の声は自身に届いているとした上で、
「それでも、僕たちがどれだけ初めての息子を大切に思っているか分からない方は、色々言うかもしれないけど、僕たちからの大切な想いを込めた、最初のプレゼント。リンクだけには、名前だけで人を判断したり、名前だけで人をイジめたりするような子にはしないために、沢山の愛を捧げる」
と、名前は「リンク」から変えない意向をツイッターで明かした。
しかし、なおもSNSやネット上では、一部心配の声は上がっている。実際、キラキラネームを避ける親が多いというデータもある。
49.7%が「キラキラネーム避ける」
子ども服ブランドの「ミキハウス」が2017年12月に実施した調査では、イマドキのママないしはパパの約半数は子どもの名づけに際して、キラキラネームを避けるという結果が出ている。子どもがいるママ・パパ計4286人に「第1子の名前を決める際に意識したことや、気をつけたこと」を聞いた結果、1位「音の響きがよい」(59.0%)、2位「字画がよい」(57.4%)、3位「キラキラネームを避ける」(49.7%)となった。
「比嘉リンク」という名前は、1位の「音の響き」はよさそうだが、はたして2位の「字画」はどうか。気になった記者は、日本人の名前を98%以上掲載している、名前の総合情報サイト「赤ちゃん名づけ」で、名前の無料診断をしてみた。その結果、総格(24)、人格(16)、地格(6)、外格(8)がすべて「◎」の評価で、天格(18)は唯一普通だったが、天格・人格・地格の三格のバランスは「◎」。送る人生についても、おおむね良いことが書かれていた。
「頭がよく社交的。出会いから運が開け人の輪の中に飛び込むと良い。豊かな人脈を背景に発展し財産を手に入れる。晩年は幸せだが、姓名数のバランスに欠けると成功を妬む人に足を引っ張られる。周囲の人への配慮を忘れずに」