JT、紙巻たばこ不振で苦戦 加熱式の全国展開&新型発売で巻き返し図る

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   日本たばこ産業(JT)は2018年5月1日、第1四半期(1~3月)連結決算を発表し、純利益は前年同期比1.4%減の1040億円だった。国内たばこ事業の不調が響き、紙巻たばこの販売数量は同 15.0%減の195億本だった。海外の販売は好調だが、国内の不調を吸収できなかった。

   JTは、同社の加熱式たばこ「プルームテック」で巻き返しを図る。これまで首都圏限定で販売していたが、18年6 月から全国の一部たばこ販売店で、7月からは全国のコンビニに販路を拡大。さらに、早ければ18年内に新型加熱式たばこを発売する。

   18年12月期の業績見通しは、売上高2兆2200億円(前期比3.8%増)、純利益3940億円(同0.4%増)と従来予想を据え置いた。

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